キットでは力がつかない

はじめからノウハウを教えないという点から、「キットじゃ駄目なんだよ、キットじゃ」という話を思い出した。

以下は http://kj-lab.info のWordPressテーマ元でもある、TCD(デザインプラス)の中田社長。

中田社長の話は大人がターゲットなので、子供向けのプログラミング教室は切り離して考えた方がよいのかもしれない。もちろん、当塾の塾生にもプログラミングを習っている生徒は複数いるので、私がこれを否定する意図はない。

ただ、初めから用意されたキットではなく、自分から何故か勝手に、親に隠れて積み上げている趣味のようなものの方が将来的に花が開きやすいのではないか、という点。その意味では、一週間のスケジュールを隅々まで管理される子供生活よりも、ある程度、空白時間があって目の届くような届かないような範囲で放っておかれる方が生徒自身の思考力と生命力は育まれるのではないか、という深遠なテーマである。