【歴史】
1878年(明治11)、キリスト教を土台とした大阪で初めての女学校「梅花女学校」が土佐堀に創立。1926年(大正15)にはキャンパスを豊中に移転。女子大学は1964年(昭和39)に設立された。2028年には創立150周年を迎える。
【飯島敏郎校長】
飯島校長は明徳義塾(高知)、育英西高校(奈良)、進徳女子高校(広島)を経て、2025年の4月から本校に着任された。
【舞台芸術コース】
中学校に「舞台芸術エレガンスコース」、高校に「舞台芸術コース」が設置されている。高校入試では本校を専願出願した上で宝塚音楽学校を受験可能。
宝塚音楽学校の応募資格は中卒または高校在学・高卒となっている。梅花出身の宝塚音楽学校生は国内最多の131名で、2025年度は5名が合格。
※2025年度宝塚音楽学校の受験者数は470名、そのうち合格40名、倍率11.75倍
【高校コース】
◎特別進学コース
◎看護医療コース
◎グローバルコース(全員カナダに学期留学)
◎舞台芸術コース
◎キャリアデザインコース(進学探求、アート・イラスト、調理・製菓、こども教育)
→合計8つの系統で1クラスずつの8クラス編成
【指定強化クラブ】
チアリーディング部は2023年の第35回・全日本高等学校選手権大会で優勝。他に新体操部、吹奏楽部も強化指定。ダンス部はPick upクラブに指定。
【指定校推薦枠がとにかく多い】
高校卒業後は進学が97%。そのうち特筆すべき点は、指定校推薦枠の多さだろう。
2025年3月の卒業生238人に対して、160大学740名の指定校推薦枠が出ている。
関関同立33名、産近甲龍24名、四女子大(京都女子・同志社女子・武庫川女子・神戸女学院)30名。梅花女子大学への内部推薦でも130名枠を確保。
内部進学については2025年度で卒業生の20%にあたる55名が梅花女子大学に進学。指定校推薦ありきではなく、基礎的学習をきちんと育む指導を大切にしている。
指定校推薦は大学と高校の信頼の証でもあり、そこは創立150年の積み重ねてきた本校の歩みがここに見て取れる。
(2025年6月10日)
