気温が上がると注意力が下がる

気温の上がる4月から6月にかけて、生徒の注意力は低下する。新学年が始まり、心身ともに疲れやすい時期でもある。

この時期は当塾であれば、同じ宿題を何度も課される生徒が多くなり、連絡ファイルに(再・3回目)(再・4回目)といった文字も踊りやすくなる。

ここで個人差が大きく開くのが、〈それでも注意を維持しようと年間を通して平均的に取り組める生徒〉と〈季節の変化に流されてしまう生徒〉の2パターンだ。

当然、高校受験で上手くいくのは前者である。だから高校受験の成否は今の時期の取り組みを見れば大体占える。

秋になったら頑張ろう、という生徒はまず秋にも頑張れない。今頑張れる生徒が秋にも頑張れる。それは社会人も全く同じである。

南国に行くほど勤勉性が落ち、東北地方の日本海側など冬の寒さの厳しい地域の方が平均学力が高いのは有名な話だが、気候に左右されている間はまだまだ動物でしかない。

そんなことを意識するだけでも、行動が変化していくはずである。

当塾についての詳細な情報はこちらをご覧ください。