受験の成否は秋に占え

受験シーズンを迎えている。
ということは、ひとつ下の学年にとっては「残り一年」となる。

しかし、中学2年生、小学5年生にとっては「あと一年か」となかなか実感を持てないだろう。

ところが私の目線で言うと、高校受験・中学受験の成否は大体秋ごろに決まる。いや、秋はまだ学校説明会や五ツ木の模試で志望校を策定する頃じゃないか?と思うかもしれない。

秋、具体的に10月を中心に9、10、11月をその受験生がどのように過ごしているかで大体勝負は見えてくる。勝ちを呼べる生徒は11月までには「成功のゾーン」の心理に達している。よく、頑張れば入試ギリギリまで伸びると言われるが、それは秋に一定の心理ゾーンに達した者だけだ。

上手くいかない生徒は、その時期になっても他のことを考えていたり気持ちが余所見をしている。したがって、孫子の兵法「戦わずして勝つ」で、勝つ者は戦う前に勝ち、負ける者は戦う前に負けている

そういう意味で、現在の中学2年、小学5年にとっては受験まで残り半年を切ったと言って良い。そこまでの準備運動をいかに念入りに行えるか。既に勝負は始まっているのである。

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