成績をのばすとは

最近思うのだが、だれか生徒の成績を上げるということは、塾がその生徒を持てる力以上に引き伸ばすことではなくて、その生徒が本来持っていたものを(潜在能力を含めて)元の位置に戻す行為、表面のほこりを取り払い、本来その生徒が持っているポテンシャルに「戻す」行為なのではないか、と。

また、急場しのぎで一時成績を引き上げることができたとしても本人の実力でないものは張りぼてでしかない。

そうやって考えると、本来人間はもっと能力や可能性を秘めていて、磨いたり適切な出会いがあれば本来のすごい自分が出てくることになるのではないかと。

確かに、火事場の馬鹿力というが、思わぬ時に「なんでこれをしてしまったの?」という妙なすごいパワーを出してしまった、と思う経験は誰にでもあるだろう。