一緒に仕事をしたい!と思える人間

祇園祭の最中に祇園町で会食する機会があって、同じテーブルでお話しさせていただいたのが上賀茂で伝統工芸の会社を営まれている方だった。

お子さんが二人おり、それぞれ同志社大学のヨット部とカヌー部に加入されている。で、それぞれ大きな機材を担いで遠征に出かけたり、また今の酷暑・酷寒の時代においても、冷暖房なしの環境でトレーニングをしたりと、気力・体力が相当磨かれるという話だった。

しかし、その方がヨット部・カヌー部のバーベキュー大会などで部員たちに接すると、どのメンバーとも「一緒に仕事をしたい!」という想いにあふれてくるそうだ。

日ごろの厳しい鍛錬を続けることで、自分に負けない自分づくり、自分を高める自分づくりを経て人格が磨き上げられていくのが手に取るように分かるという。そこでは勉強が出来るとか出来ないとか、仕事が出来るとか出来ないとか、そういう表面的な価値観では測れない人間的魅力が培われているのだろう。

※同志社大学体育会ヨット部

※同志社大学体育会カヌー部