当塾の効果測定については全てホームページに記載しているが
「〇〇高校合格〇〇人」の大手進学塾のような派手な記載ではないが、上げにくい所を上げてくる意味において、実は結構凄い効果測定だと自負している。
今年度のデータをホームページに記載するのは来春になるが、今回の1学期通知表も主要教科を1ポイントずつ上げてきた小学生がいて、なかなか素晴らしいと感心している。
で、なぜ上がったのかを分析してみると
「話を聞く力」と「文を読む力」が伸びたのだ。成績の伸びにくい子は、内面のエネルギーが活発すぎて思い込みで情報処理してしまい、客観的に話を聞く、客観的に文を読むことが苦手である。
ところが、彼もちょうどこれで1年と4か月。遅刻をしない（自分の立場に気を配る）、宿題をきちんと解く（嫌なことから逃げない）、定規で線を引く（情報をきちんと整理する）、返事を必ずする（話を聞いている証拠）といった基本的な生活習慣と共に、陰山式のミニドリルで既習単元も含めた計算力、文章読解力が徐々に育まれていった。
「いや、その程度のことくらい、誰だって出来るじゃないか」と思うような指導が出来なくなっている現代において、基礎を忠実に徹底的に落とし込むことが、やはり功を奏するのだと私自身、改めて実感している。それは彼においても、知らず知らずのうちに大きな自信に繋がる。
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