時間の活用とマルチタスク

複数の仕事を同時にこなすことを「マルチタスク」というが、マルチタスクは個人によって向き・不向きがあるので、必ずしも全ての人に要求される能力ではない。

◎目の前の一つの仕事に全力集中する一点突破型
◎複数の仕事を同時にこなして全体を深化させていくマルチタスク型

世の中にこれら2つのパターンがあるとすれば、私は後者である。

私の場合は日常生活でも、食事をしながら文章を読む、乗り物に乗りながら塾通信を書く、という風に2つ以上のことを同時に行うことが多い。2つ以上のことを同時に行う習慣を続けると<時間が立体的に活用できる>ことに気づくのも事実である。それらの延長線上で私の複数の業務を一週間の中で重層的にこなしている状況だ。

例えば、歯を磨いている時に足腰を使って軽いスクワットをする。同時に視線の先では気になっていたYouTubeを見る。これで一つの時間が縦に3倍広がって一石三鳥である。マルチタスクを心掛けると、自分の中の「使っていない機能」がまだまだ多くあることに気付かされる。