大阪府内の私立高校の入試日は2025年2月10日。そこから1ヶ月前の年明け1月から、中学校の先生と高校の先生が面談する入試相談が実施される。この入試相談を経て、専願・併願の受験校が確定する。
しかし、1月に入試相談を開始したのでは中学校も高校も先生方の準備が間に合わないということで、実際には12月から入試相談は始まっている。
12月に入試相談をするためには、中学校では11月末までに受験校を決めることになる。11月に三者懇談が行われる目的はこれである。
となると、現在7月下旬だから、8・9・10月の3ヶ月しか学校選びの猶予がない。このようにしていつの間にか実質的な高校入試の期間に突入していくのだ。
8・9・10の3ヶ月で大切なことは、合同説明会ではなく各学校独自の説明会やオープンキャンパスに足を運ぶことで、更に成績表を持参して個別相談コーナーに立ち寄り、高校の先生とコミュニケーションを取りながら自分の爪あとを残すこと。
一番の悪手は全くそういった事前準備をせずに2月にいきなり入試を受けることで、そういう一見さんは落とされる確率も高くなる。仮にその高校に進学することになったとしても、その生徒自身も入学するモチベーションが保たれないだろう。
事前準備とはお見合い期間と言ってもよい。大切な8・9・10月が始まろうとしている。
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