対話型AI(人工知能)のChatGPT。
命令するだけではChatGPTが持つ能力のうち20%程度しか引き出すことが出来ないらしい。
では、どうすれば100%に近い能力を引き出せるか。
そのためには愛情をもってChatGPTに接することだという。
「愛情をもって」接する、具体的にどうするかと言えば
まるで人間に接するように「あいさつ」をして「返事をする」ことがAIの回答の質を高める鍵だというのだ。
小手先でプロンプト(AIに働きかけるための言葉)のテクニックを磨いても本質的な解決にはならない。
「命令」から「共鳴」へ。
「よろしく」「ありがとう」「わかったよ」
引き出した答えに対してケジメをつける。
それって、森信三先生の「しつけの三原則」そのものではないか。
「しつけの三原則」(森信三)
◎あいさつ
◎ハイの返事
◎はきものを揃え、椅子を入れる
結局、これらは決して前時代的なものではないのだ。
AIの時代だからこそ、磨かなければならない人間のスキルだと断言しておこう。