大阪府のチャレンジテストで例えば
昨年57点
↓
今年50点
だったとする。得点だけ見れば「下がっているじゃないか!」となる。
しかし、得点は平均点によってその価値が異なってくる。
そこで、平均点を重ねてみよう。
昨年57点(府平均64点)
↓
今年50点(府平均54点)
平均点も大幅に下がっていることが分かる。
更に、平均点に対する得点率を計算してみると・・・
(得点÷平均点)
昨年57点(府平均64点)⇒得点率89%
↓
今年50点(府平均54点)⇒得点率93%
・・・さて、どうだろうか?
結果は下がるどころか、実は微増だが上がっていたのだ。
つまり、この生徒に対する評価は
「下がったね」ではなく「上がっているね」というのが正しい。
このように、得点だけを見ていたら評価を見誤ってしまう。
この方法は電卓ひとつあれば出来るので、ご家庭でも試してみてほしい。