メモは向上心の表れ

“活躍しているビジネスマンには「メモ魔」が多い。「メモをとる」ことで情報がしっかり定着する。 ~野村克也名言集「メモは向上心の表れ」”
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先週、「論理的思考に気づいた作文」の記事でN・K(中3)君の作文を紹介した。

私は「急がば回れ」のことわざの方に共感します。なぜなら、近道を行くより回り道をしたほうが結局は、自分のためになると、私自身も思っているからです。

私は理科と社会は暗記科目だと思っていました。しかし、暗記科目だからといってひたすら書くのではなく、間違えた所を徹底的に調べつくしてみたことがあります。すると、回り道をして時間をかけた方が、頭の中に入っていきやすいということを実感しました。

ということで、N・K君の最新の模試の過去問着手状況を見てみよう。



どうだろうか。大変参考になる勉強例ではないだろうか。ひたすら細かく書き込んでいる
自分のためになることを自分で考えて実践していること。これが「勉強すること」の真の姿だと言えるだろう。

下の倍数は正しくないが、それは良いとして、
実は意外と見逃しがちなのがこの書き込みである。どこが2倍になって、4倍になって、という関係を、勉強が苦手だという生徒ほど頭で考えようとして紙に書かない。だからできない。ところが、このように明らかに分かる関係性を紙に書き込んでみることで、頭脳の負荷を減らし、視覚を用いてこの問題に潜んでいるその他の倍数関係を見出すことが出来る。書く人間ほど学力が伸びる、というのは明白だろう。



「なんとなく分かっている」ことを改めて書いてみることで、記憶が定着しやすい。

このように、社会科は特に調べることが大切で、選択肢の島の名前を調べて書き出しておく、ということも、このN・K君のプリントから大変参考になる。



調べなさい、書きなさい、と指示されたから書くのではなく、自発的に書く。これがどれだけ貴いことか。

以上に掲載した写真の奥にあるのは、ウーンと腕組みして答えがポンと天から降りてくる、と勘違いしているイタコ型思考ではなく、理詰めで「1+1=2」「2+3=5」「5+6=11」と、原因と結果を一つずつ積み上げている論理的思考である。

この年齢でこれが出来ている人物は、将来社会人になっても良い仕事をするのだろう、とつくづく思う。