算数・数学の苦手解決

【1】基本的な計算力をつける

算数・数学の苦手なお子様は、計算に苦手を抱えている場合が多いです。第1段階として「小学4年までの整数の四則計算」、第2段階として「小学6年まで整数・分数・小数の四則混合計算」がスムーズに解けるかどうか。特に小学生はこの2つの段階をていねいに習得しなければなりません。

中学生は1年で「正負の数」「文字式」「1次方程式」、2年で「多項式・単項式」「連立方程式」、3年で「展開と因数分解」「平方根」「2次方程式」と重要単元が続き、関数・角度・図形に至るまで正確でスピーディな計算力が大前提となります。

高校数学の「微分・積分」や中学理科の「飽和水蒸気量」に計算力が必要なことは当然ですが、近年の高校入試では社会科の資料・統計問題で人口密度を瞬時に計算する必要が発生したりと、計算力の重要性は教科を超えて年々高まりつつあります。

中学生でいえば、五ツ木模試の偏差値50台の生徒は計算に関するつまずきが残っています。「えっ?まさか」と思う場所で足を引っ張るのが計算力不足です。従って、当塾では基本的な計算力の訓練に一定の時間を割きます。

【2】途中式・図をていねいに書く

算数・数学の苦手なお子様は途中式や図を順序立てて書くこと(論理的な思考)が苦手です。

◎ノートにページ番号・問題番号を書いていますか?
◎細かい字でビッシリ詰めて書いていませんか?
◎直す際はしっかり消していますか?
◎式が斜めになっていませんか?
◎暗算に頼って、途中式を省略する癖がついていませんか?

これらは生活習慣の問題にも関連していきます。

◎中途半端な字の消し方では、自分でも何が何だか分からなくなる(混乱)
◎図・グラフをきちんと描かず、ビジュアル化しないから題意を整理できない
◎計算ミスで正答が得られず時間もかかり、悪循環を繰り返す

つまり、算数・数学の苦手なお子様は「自分で墓穴を掘っている」のです。ここにメスを入れて改善を促すのが当塾の仕事です。

算数・数学の苦手なお子様は、問題文を見て「ウーン」と考えて「ポン」と天から答えが降りてくると、無意識のうちに信じている節があります。(当塾ではこれを青森の恐山になぞらえて「イタコ型思考」と呼びます。偏差値60未満の生徒はほとんどこのタイプと言えます)

算数・数学は情報処理(論理的処理)の教科であり、一つひとつの過程を紙に記しながら、さて次はどうするか、と紙の上で論じさせていくのが算数・数学の問題の解き方です。

ということで、入塾当初は「途中式の行間をあけて」「消すときはきちんと消して」「定規を使って」「板書は我流で省略せずに色分けして一字一句漏らさず書いて」といった生活改善のような地点からの指導開始となります。習慣づけるまでが大変ですが、これこそが伸びる下地となります。ある意味、根気との戦いですね。

【3】苦手な学年・単元までさかのぼる

入塾にあたり「証明問題が分からないから教えて!」といった、学年相応の分からない地点からの指導を希望されるケースがありますが、ここまで記してきたように「順序立てて途中式を書く」習慣が身についていないと、「△ABCと△DEFにおいて…」と途中過程を重視する証明問題は尚更チンプンカンプンのまま。

ですので、急がば回れで「苦手な学年・単元にさかのぼって、苦手をつぶしていく」下地づくり(基礎学力の養成)を当塾では大切にしています。この下地さえ出来れば、算数・数学が苦手から得意に変わる日もそう遠くありません。

ただし、永遠に時間があるわけでもないので、お子様ごとに残り時間を踏まえて優先順位を設定し、学校の進度も視野に入れた交通整理を塾主導で行うことは言うまでもありません。

【4】実戦問題で演習力をつける

「分かる」と「解ける」は異なります

「分かった?」「うん、分かった」・・・この時点で「分かった」を信用してはいけません。その問題を自力で解けるかどうか、が最も大切です。自力で解けて初めて「分かった」と言えます。

当塾では取り組む意義のある問題を厳選して、たくさん問題を解きます。そして、表面的に「正解した」「間違えた」で終わらせることなく、生徒との問答を通して「意味の理解」まで深化させます。生徒は必然的に「当事者」にならざるを得ず、生徒は自力で考え「なぜそうなるのか」を思考する探究心が身につきます。

また、当塾では時間を空けて同じ問題が何度も再出題されることがあります。本当に解けるとは、しばらく時間が空いても同じ問題が解けることです。そのチェックも当塾は容赦ありません。だから、当塾で学んだ生徒は骨太に力がつくのです。

【5】自己肯定力がつく

「正確でスピーディな情報処理スキル」と「頭脳・手先を動かして自力で問題を解決するスキル」が身につき、主体性と探求心が高まると、ひとつ高い進路を目指す向上心、厳しい壁にぶつかっていくチャレンジ精神(自信)のように、お子様自身の内面が活性化していきます。

人生の基盤をつくる大切な時期に的確な指導が得られるかどうかで、お子様の人生は左右されると言っても間違いないでしょう。

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